# Google Workspace 移行記：さくらのメールと Gmail を分割配信で共存させた話

- 公開日: 2026-03-27
- 更新日: 2026-07-24
- URL: https://systemdesignworks.co.jp/news/%E3%81%95%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%A8Gmail%E3%82%92GoogleWorkspace%E3%81%AE%E5%88%86%E5%89%B2%E9%85%8D%E4%BF%A1%E3%81%A7%E5%85%B1%E5%AD%98%E3%81%95%E3%81%9B%E3%81%9F%E8%A9%B1
- 発行: 株式会社システムデザインワークス

こんにちは！システムデザインワークスの山岸です。 前回の記事で「Google Workspace への統合」を決めましたが、最初にぶつかった大きな壁が「メールサーバーの移行」でした。

今回の移行プロジェクトの全容は、計3回に分けてお届けいたします。 第2回となる今回は、新旧のサーバーを賢く共存させる方法についてお伝えします。

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Google Workspace 移行記（全3回）

[導入決定編：バラバラだった社内ツールを統合してみた話](https://systemdesignworks.co.jp/news/%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%A9%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%A4%BE%E5%86%85%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%92GoogleWorkspace%E3%81%AB%E7%B5%B1%E5%90%88%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F%E8%A9%B1)（前回）

**メール移行編：さくらのメールと Gmail を分割配信で共存させた話（本記事）**

[チャット移行編：チャットワークの全履歴を Google Chat へ移行した話](https://systemdesignworks.co.jp/news/GoogleWorkspace%E3%81%A7%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%AE%E5%85%A8%E5%B1%A5%E6%AD%B4%E3%82%92GoogleChat%E3%81%B8%E7%A7%BB%E8%A1%8C%E3%81%97%E3%81%9F%E8%A9%B1)（次回）

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さくらのメールサーバーを長年利用してきた中で、一気にすべてを切り替えるのは、ちょっと勇気がいりますよね。そこで私たちが選んだのが、**「分割配信（スプリットデリバリー）」** という、新旧のサーバーを賢く共存させる方法でした。

## 背景・課題：さくらのメールサーバーの運用維持と「個人に紐づかないアドレス」の悩み

移行にあたって、いくつか解決したいポイントがありました。

**既存データの維持**: 長年のメールデータや、使い慣れたメールソフト（Thunderbird など）の運用フローを急に変えたくない。

**個人メールと窓口アドレスの混在**: 社員の個人アドレスと、お問い合わせ窓口など個人に紐づかないメールアドレスが同じドメインで動いている。

**移行リスクの最小化**: 全員分を一気に切り替えて、設定ミスでメールが届かなくなる事態は避けなければなりません。

特に、お問い合わせ窓口など個人に紐づかないメールアドレスは従来通りのさくらのメールサーバーで運用を続けたい、という現場のニーズがありました。

## 取り組みの概要：Google をメインのメールサーバーにする共存戦略

この悩みを解決してくれたのが、Google Workspace の **「分割配信（スプリットデリバリー）」** です。

簡単に言うと、1つのドメインで Gmail と他のメールシステムを一緒に使う仕組みのこと。Google をメインのメールサーバー（門番）にして、届いたメールを「これは Gmail へ」「これはさくらのメールサーバーへ」と自動で振り分けてくれるんです。 これなら、「個人メールは最新の Gmail でバリバリ使い、窓口宛などはこれまで通りさくらのメールサーバーで受ける」という、いいとこ取りが可能になります！

## 実装・検証：5 つのステップで進める安全な移行

Google 公式の [分割配信手順](https://knowledge.workspace.google.com/admin/gmail/advanced/send-email-to-2-email-systems-with-split-delivery?hl=ja) を参考に、次の順番で進めました。

**さくら側を準備**: 転送先ホストとして使う初期ドメイン（例: example.sakura.ne.jp）を確認し、既存設定はそのままで進めます。

**Google を門番にする**: Google 管理コンソールで、さくらのメールサーバーを「転送先ホスト」として登録し、まずは Google でメールを受け止めます。

**振り分けルールを作る**: 「Google にアカウントがない宛先」をさくらへ飛ばす設定にし、個人宛は Gmail、窓口宛などはさくらへ自動分岐させます。

**DNS を切り替える**: MX レコードを Google に向け、SPF に両方のサーバーを追記して、外部からのメールが Google に届く状態にします。

**並行運用でチェック**: 数日間は両方の環境をチェックし、メールが漏れていないことを確認します。

特に SPF レコードの設定は、メールを正しく届けるための大事なポイント。こんな風に両方のサーバーを並べて記述しました。

> v=spf1 include:_spf.google.com include:sakura.ne.jp ~all

## 結果：混乱ゼロ！Gemini のおかげでメール業務がスムーズに

この戦略のおかげで、嬉しい成果が得られました。

**メール消失の心配なし！**: 共存期間を設けたことで、切り替え中もすべてのメールが確実に届きました。

**現場の負担を最小化**: 窓口アドレスの担当者は、これまで通り使い慣れた環境で仕事を続けられました。

**Gemini による効率化**: Google Workspace を徹底活用して生産性を高めることで、Gemini が下書きを作ってくれたり要約してくれたり。返信のスピードが確実に上がりました！

## まとめ：「全部変えなきゃ」と思わなくて大丈夫

メールの移行って「一か八かの一斉切替」だと思われがちですが、実はそんなことはありません。分割配信を使えば、今の安心を守りつつ、必要なところから少しずつ新しくしていくことができるんです。

次回は、いよいよ最終回。「チャットツールの完全移行」の裏側を公開します。「チャットワーク の全履歴（投稿者・時間・添付ファイル）を Google Chat へ移行した話」をお届けします。お楽しみに！

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Google Workspace 移行記（全3回）

[導入決定編：バラバラだった社内ツールを統合してみた話](https://systemdesignworks.co.jp/news/%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%A9%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%A4%BE%E5%86%85%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%92GoogleWorkspace%E3%81%AB%E7%B5%B1%E5%90%88%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F%E8%A9%B1)（前回）

**メール移行編：さくらのメールと Gmail を分割配信で共存させた話（本記事）**

[チャット移行編：チャットワークの全履歴を Google Chat へ移行した話](https://systemdesignworks.co.jp/news/GoogleWorkspace%E3%81%A7%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%AE%E5%85%A8%E5%B1%A5%E6%AD%B4%E3%82%92GoogleChat%E3%81%B8%E7%A7%BB%E8%A1%8C%E3%81%97%E3%81%9F%E8%A9%B1)（次回）

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## ■ ご相談お待ちしております。

「メールサーバーを新しくしたいけど、トラブルが怖い...」「今の運用を残したままクラウド化したい」とお悩みではありませんか？

システムデザインワークスでは、今回のような「共存」プランなど、それぞれの状況に寄り添った安全な移行をご提案しています。 栃木県でシステム開発・アプリ開発の会社をお探しの方も、ぜひ [お問い合わせフォーム](https://systemdesignworks.co.jp/contact) からお気軽にご連絡ください。
